FACES OF SESSAME (セサミの横顔)

■坂本 直史 坂本 直史
セサミアン3人組では仙人の役をやっています。

仙人というと隠棲、無欲で世間離れした人というイメージがあります。でも、今でも客先を飛び回っているしプログラムも現役で作っています。少し隠棲という雰囲気ではありません。また、無欲、そうでもないですね。美味しいもの、綺麗なものも、面白いことも好きだし。

美味しいものは、和菓子からお酒まで、和食からエスニックまでどれも好きです。でもマヨネーズだけはいまいち。それと味は薄味、誇り高き京都人ですから。また、コーヒーより紅茶党。アッサムのストレート。お茶も好きで、茶道も少々。

綺麗なものは、いろいろ。花、お寺や仏像。
今年は育てていたピンクの胡蝶蘭が咲いたので会社の机に飾ってあります。蘭は最近お気に入りですが、花はやはり季節感を大切にしたいですね、食べ物と同じで。蝋梅に始まり、椿、たけくらべの水仙、そしてなんといっても梅、桜は山桜、藤にかきつばた、紫陽花、蓮、秋の金木犀、晩秋の竜胆、等々。
お寺は、京都と奈良を中心にあちこち。周りとは隔離された独特の空間が好きです。仏像もいろいろと。渡岸寺と聖林寺の十一面観音は格別です。それと白鳳期のものも別格、夢違観音。それと野趣味ある円空、木喰仏や石仏も特に好きです。
祭りと言えば祇園祭、京都ですから。季節になると「やまぼこ じゅんこさんとデート?」と知っている人に言われます。やまぼこじゅんこ=山鉾巡行。学校より仕事よりお祭りです。

プログラマ=理系ですが、自分では文系に近いと思っています(そうではないと、いつも言われていますが)。好きな作家は、福永武彦。夏目漱石、芥川龍之介、堀辰雄、福永武彦という系譜が好きです。評論では丸谷才一、古いところでは加藤周一や小林秀雄。それ以外にも児童文学にも興味があって、立原えりかや安房直子などが好きでした。また、古典にも興味があり気が向くと原文をかじってます。古文と漢文の原文が読めるようになりたい。でも漫画も好き、しかしその話は今日はやめ。

いろいろと書きましたが、現実に面した仕事も欲もいろいろあり、あちこち出没していろんなことをやっていて、まだまだ枯れる心境には遠く仙人の領域には至ってません。

山崎 辰雄 ■山崎 辰雄
プロフィール:大御所お二人に引きずられている「セサミアン3人組」のしっぽ。プロセッサ設計からOS、グラフィクス、ERPコンサル、通信端末設計までこなす器用貧乏の典型。「職域を広げろ」ともいうがほどほどがよろしいようで。SESSAMEでは雑用担当。参加してからの会合は連続出席記録「だけ」誇っていたが会社の温泉旅行でついに途絶える。おのおの仕事を持つ身。できるところからはじめましょう。

好きな言葉: 「即断即決」。人もチャンスも待ってはくれない。つねに先読みして備えておくこと。これは組込みの世界にも通じる話。

趣味: 両手で数え切れないコンピュータと同居している。それもおのおの稼働している不思議。休日ともなると朝ふらりと出かけてとっぷり日が暮れるまで飲まず食わずで歩き回っている。ただし、お天気次第。

なぜセサミか: 多彩な方々と知り合えて、気分転換できるうえ、お勉強にもなる。一石三鳥。

■鈴木 圭一 鈴木 圭
「それって一度は経験するんだよな。」
「誰からも教えてもらえないことだから、経験するしかないんだよ。」先輩ぶった人が口にしているのを見かけますよね。こんな話を聞かされると「先人が既に経験した失敗や苦労なら、何故わかるようになっていないんだろう?同じ苦労を味わうなら新しい課題で苦労したい!」と思ったことありませんか。次の世代には新しい苦労をしてもらいたいと思う方、一緒に楽しく活動しませんか。それから、SESSAMEって入会しても参加しないと不要なメールが届くだけなんですよ。

酒井 由夫 ■酒井 由夫
組込み歴は長いものの、自分の会社外の組込みエンジニアとの出会いがなかったため、SESSAMEで多くの方々と知り合うことができてとても感謝している。

SESSAMEではもともと好きだったライティングの特技を生かしてホームページデザイナーおよびテクニカルライターとしてお手伝いさせてもらっている。
趣味はいろいろなことに興味を持つもののすぐ飽きてしまうのでこれといったものがないが、あえて挙げるとすれば、料理。「冷蔵庫の中の残り物を使って(限られた資源) 「妻子が満足する品々を(顧客満足)」 「一方で材料を切りながら、もう一方で茹でるなどの下ごしらえをし(リアルタイム・マルチタスク)」 「すべての料理を暖かいうちに出す(スケジューリング)」 という行程は、まさに組込みソフトそのものだと考える。〜後かたづけ(アフターサービス)もちゃんとやります〜 素朴な和食が好き。